あ~首が疲れてきた~と思ったら、
ついついやってしまうのが「首ポキ」。
しかし、この「首ポキ」は非常に危険です。
首ポキがなぜ危険なのか、
首ポキしてどんな怖いことが起きるのか、
そして、気持ちいい首ストレッチ方法をご紹介します。
目次
首ポキはなぜ、危険なのか?
「首ポキ」が危険な理由は
首には大事な神経が
たくさん詰まっているからです。
首の神経は脳からの司令を伝えるための
重要な入り口の部分です。
この入り口部分の神経が傷つくと、
手足がしびれたり、
身体が思うように動かなくなる症状が出てきます。
また、首ポキの衝撃によって、
脳の動脈がさけることがあります。
動脈がさけると、血液が固まり
それが脳の血管をつまらせて、
脳こうそくになるのです。
特に頚椎(けいつい)の中にある
ついこつ動脈や静脈は
関節の近くにあるので、
首ポキの衝撃を受けやすいです。
若者たちの脳こうそくの原因は
首ポキが多いといわれています。
「首ポキ」で脳卒中で入院した28歳の男性
2019年の5月に話題になった
ニュースです。
アメリカのオクラホマ州に
住む28歳の男性は首が痛かったので、
伸ばそうと思ったんですね。
その瞬間、ポキっという音が鳴ったのです。
そして、左半身が麻痺し始めて、
まっすぐ歩くことができない状態になったのです。
彼は父に連れられて、病院に行きました。
この男性を観た医師は
首をひねったことで血管が
切断されたという見解を示したのです。
この出来事が起きたあと、
リハビリを受けて、男性は
車いすや杖なしでも歩けるようになりました!
しかし、「以前より疲れやすくなったり、
身体の左側が少し痛む感じがあり
以前より重く、前ほどは自由に動かせなくなった」
と言っています。
首の関節をパキパキと鳴らして脳卒中になった女性
このアメリカ人の男性以外にも、
イギリスの23歳の女性が
首の関節を「パキパキ」と鳴らしことで、
首の近くの動脈が破裂しました
その結果、固まった血液が脳内の
血管をつまらせて、脳卒中を引き起こしたのです。
そして、彼女は
体が麻痺して動かなくなりました。
ちなみに、不健康な生活を送っているから
首ポキで脳卒中になったわけではありません。
この女性はタバコも吸わないし、
お酒も飲みません。
家族の中で脳卒中になった者もいないのに、
今回のことが起こってしまったのです。
ただ首を伸ばそうとしただけなんです。
それで脳卒中になってしまい、
この若さでその後、身体が不自由になるのは
とても怖いことです。
首が気持ちよくなる~ストレッチ方法
普段から首ポキをやってしまう私は、
脳卒中になるニュースを読んでから
やめるようにしました。
でも、首はよく凝るので、
何か首が気持ちよくなる~ストレッチ方法は
ないか探しました。
そこで見つけたのが
この動画です。
パーソナルトレーナーの男性が、
紹介しています。
座ったままでもできる首こりを
スッキリさせる体操とストレッチです。
「首を動かすストレッチが
怖いな~」と思う人は、
この下の”3秒で首コリを消す体操”がオススメです。
実は3秒ではないんですが^^
正直やる前は微妙だろうと
思っていんですがw
やってみたら、
本当に気持ちよくなって
首がスッキリしました。
最後に
「首ポキ」がクセになっている人は、
無意識で鳴らしてしまう危険性があります。
こういった場合、大事なことは
首ポキの原因となっている
肩こりや首コリを治すことです。
普段からストレッチして、
肩の周りの筋肉を
ほぐしてあげるといいでしょうね。
最近はスマホのせいで
やたらと首に負担がかかります。
首ポキの危険性に
年齢は関係ありません。
自分は若いから大丈夫ということは
ないので気をつけましょう。